徹底した品質主義が成し得る、常に安定した高いクオリティ。 |
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ボルドー、メドック格付け第3級、シャトー・カロン・セギュール。18世紀に、当時カロン・セギュールと共に、ラフィットやラトゥールを所有していたニコラ=アレクサンドル・ド・セギュール侯爵が「われラフィットをつくりしが、わが心カロンにあり」と、その思いをハートのラベルに込めたことはあまりにも有名。ラベルはハートが描かれた愛らしいデザインながら、格付けシャトーの中で最もボルドーの伝統的で堅実なワイン造りを脈々と続けており、いつの時代も格付け以上の知名度と人気を誇っています。 カロン・セギュールが位置するサン・テステフの畑は、砂礫と鉄分の多い石灰質土壌が主体。この地はローマ時代から銘醸地として名を馳せていましたが、シャトーとしての評判を確立したのは、18世紀にセギュール侯爵がシャトーを所有する時代となってから。「品質のためにやるべきことは全てやる」という徹底的な品質主義はシャトーの根底に根付き、20世紀になると1級シャトーに匹敵するほどのワインを生産し、大きな成功を成し遂げます。 このようにカロン・セギュールは、「このシャトーほどの成果を挙げたシャトーは他にない」と言われるほどに常に安定した品質を守り続け、長期熟成に耐え得る確固たるクオリティにより世界中のワインラヴァーから信頼を寄せられてきたのです。
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2006 シャトー カロンセギュール
¥23100