ブルゴーニュや南仏を始め、カリフォルニアのワイナリーでも研修を
積んだアレキサンドル・バン。2007年に畑を購入して独立しました。
粘土質と中生代ジュラ紀後期の地層であるポルトランディアン土壌
(石灰質)、砂質の混ざる土壌の畑で、アレクサンドル バンに
よるとこのバランスの土壌は固まりやすく、また微生物による
炭素固定を阻害するとのことで馬による耕耘を行っています。
自然酵母による発酵、ステンレスタンクでの熟成を経て、
厳密な濾過(ろか)や清澄は行わず、瓶詰め時の亜硫酸も添加しません。
香りにはアレクサンドル バンのワインらしい蜜のようなフレーバー
に加え、爽快さを感じさせてくれるフレッシュなニュアンスもあります。
味わいにはいきいきとした果実味とバランスの良いミネラル感、
透明感のある余韻がありリッチさと爽やかさのバランスが秀逸な
ワインとなっています。
ぶどう品種:ソーヴィニヨン ブラン 100%